道後温泉と道後温泉本館について

道後温泉

道後温泉は「日本書紀」や「万葉集」にも登場する、日本最古級の温泉です。

道後温泉本館の夜景

源泉の発見には諸説ありますが、足に傷を負った白鷺が岩の間から流れる湯に毎日その足を浸していたところ傷は完全に癒えて元気に飛び去り、これを見た人達が入浴し始めたというものが有名です。道後温泉本館には周囲の柵や太鼓櫓(やぐら)である振鷺閣(しんろかく)の上に立つモニュメント等、白鷺がモチーフとして多く使用されています。

泉質は単純温泉。効能は、神経痛・リューマチ・胃腸病・皮膚病・痛風・貧血。(効能は万人にその効果を保障するものではありません。)

道後温泉本館

道後温泉本館は1894年に現在の形に改築された、松山城に並ぶ松山市のランドマークです。

振鷺閣に赤いギヤマン

木造三層楼構造であり、改築落成時には当時まだ珍しかったギヤマンが一部の客室の窓や各浴室の引き戸にも使われていたと言います。

現在では、神の湯の塔屋にあたる部分にある、振鷺閣に赤いギヤマンがはめ込まれています。

道後温泉本館南側の冠山駐車場にある「空の散歩道」からは、道後温泉本館と周辺が高さ20mの位置から見下ろせます。

夏目漱石が、愛媛県尋常中学校(旧制松山中学、現在の松山東高校)の英語教師として教鞭を執った当時、道後温泉本館は新築で「松山は田舎で気に入らないが、温泉だけは立派だ。」と褒めていたと言います。小説「坊っちゃん」では主人公の坊っちゃんが湯船で泳いだことが描かれ、それに因み、神の湯 男風呂には「坊っちゃん泳ぐべからず」と書かれた木札が掲げられています。

他にも宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の「油屋」のモデルの1つになったとされる等、数多くのエピソードがあります。

1994年には国の重要文化財、2009年のミシュランガイド(観光地)日本編にて2つ星に選定されました。

区分 接待 料金 営業時間
霊の湯 3階個室 大人 3階個室にて休憩、貸浴衣、お茶、坊っちゃん団子、貸タオル(石鹸付)
※又新殿の観覧料込み
1,550円 6:00~22:00
(札止め 20:40)
子供 770円
2階席 大人 2階にて休憩、貸浴衣、お茶、せんべい、貸タオル(石鹸付)
※又新殿の観覧料込み
1,250円 6:00~22:00
(札止め 21:00)
子供 620円
神の湯 2階席 大人 2階にて休憩、貸浴衣、お茶、せんべい 840円 6:00~22:00
(札止め 21:00)
子供 420円
階下 大人 - 410円 6:00~23:00
(札止め 22:30)
子供 160円
老人 200円
身障 200円
又新殿観覧料 大人 - 260円 6:30~23:00
(札止め 22:30)
子供 130円

2017年からは大規模な改修工事が予定されており、工事完了予定は改築130周年である2024年です。